以前祖父母が住んでいた家が現在空き家になっており、ありがたいことにそこに住んでもいいことになりました。
空き家になってから10年ほど経つので、見た目は綺麗な家なのですが、至るところにガタがきており、キッチン、給湯器、トイレなどなどリフォームしているところなのです。
今回はキッチンリフォームについての反省をまとめてみました。
まず、一言でキッチンリフォームといっても、考えるべきことはたくさんあります。
どんな天板にするか？食洗機はつけるか？コンロは両面焼きか？それとも片面焼きか？IHか？それとも？換気扇はフィルターレスにするか？マグネットボードをつけるか？つけるなら見切り材は使用するか？棚を開けるときの取手の種類は？棚のカラーは？
素人目線でもこれだけ様々なオプションがある中で、機能やお財布と相談しつつ、最適なものを選ぶと思いますし、どれを選んでもそんなに失敗はないと思います。
ただ、いくら良いものを選んだとしても、それが設計書に落とし込まれていなかったり、適切な箇所に設置されなければ納品時にあれ？なんか思ってたこと違くない？なんてことも稀にあります。
私の実体験ですが、換気扇の施工が終わったときに、ふと、あれ？この換気扇低すぎないか？ということに気がつきました。
これじゃあ料理するときに頭がぶつかってしまうな、と。ちなみに私は中肉中背で、とりわけ背が高いというわけではない。
見積もり段階の時点で、換気扇の高さについては、頭に当たらないようにと伝えていたのですが、施工業者が持っていた設計書を確認すると、かなり低い身長の人用の高さに設定されておりました。160センチ用って、、、
今から換気扇の高さをあげると、すでに壁に穴を開けていたので、穴は元通りにはならないし、キッチンパネルとすでに接着済みなので、換気扇の高さ分追加するけど見栄えがかなり悪くなるということでした。
しかし、料理中に常に換気扇を気にするのは一生のストレスになりかねないので、キッチンの見栄えが多少悪くなりますが、換気扇を付け替えてもらうことにしました。
そして、施工業者が某家電販売店に確認をとってくれたところ、換気扇の高さについては聞いてない、と、謝られることはありませんでした。
いやいや仮にこちらの話を聞いていなかったとしても、そもそも身長160センチ用の高さに設計した時点で明らかなミスでしょう。いままで全部160センチ用で設計してきて苦情はなかったのか気になりました。
さらに、見切りを入れてくれと頼んだところに見切りが入っていなかったり、これも設計書を確認するとそもそも入っておりませんでした。ただ私が持っている見積書にはしっかり書かれていたので、単純に設計者のミスということでした。
ちなみに、これについても特に謝罪はありませんでした。後日返金されることにはなりましたが。
一旦、キッチンリフォームは終わりましたが、今回の件で、設計書がそもそも間違えている可能性があるので、今後は設計書の確認もすべきと思いました。
ただ設計書って基本的にこちらが確認するフェーズってないんですよね、、、施工業者が来た時に見せてもらうしかないような、、、うーん、、、
キッチンリフォームって結構な金額がかかるので、ちゃんとしたものを納品してくれないと残念な気持ちになります。今回はモヤモヤと教訓の残るリフォームとなりました。
ただキッチンはいいものなので、今後引っ越しが終わってからの料理がかなり楽しみになりました。
何事も経験です。
